小説(長いから読まなくて大丈夫だよ)
小説家同盟最高ランク : 5 , 更新:
同盟用の小説(?)です。
ざざーっと書いたので誤字脱字あるかもです。
あったらご指摘お願いします。
後からちょこちょこ修正するかも……
感動系になってるかは分から無いけど…w
♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎
昔から、あいつのことが嫌いだった。
なんでも完璧にこなしてしまうあいつが……
憎かった。
俺とあいつ……悠介は幼馴染だ。
家が隣で、親同士の仲が良かった俺たちは、暇があると一緒に遊ぶ様になり、どんどん仲良くなっていった。
だが今思うと、その時から俺はあいつとの壁を少なからず感じていたのかも知れない。
あいつは何でもできた。
勉強も、運動も……
それにあいつは顔も性格も良かったから、俺と違って友達も沢山いた。
俺はあいつと幼馴染だから、ずっと比べられ続けた。
勝てるわけないのに。
だと言うのにあいつは、俺に構い続けた。
他にも友達はいるのに、そいつらのことを後回しにして……
そんなあいつが憎かった。
俺よりも友達がいる癖に。
幼い俺はあいつに劣等感を感じていた。
そうやって、何年か経って行くなか、俺はあいつへの嫌悪感を募らせていった。
中学生になったある日、俺は手紙で体育館裏に呼び出された。
そこに待っていたのは、
栗色のふわふわした髪に、色素の薄い目、白い肌と整った顔。
まさに俺の理想のタイプ。
そう言うのがふさわしいであろう美少女だった。
この状況は、もしかすると、もしかするかも知れない……思春期真っ只中だった俺は浮かれてにやけそうになる口元を押さえながら言った。
「えっと、手紙見てきたんだけど、何か用?」
少しぶっきらぼうだっただろうか。
不安になりながら彼女の返答を待つ。
そして彼女が口を開き……
「じ、実は……
悠介君のことが好きなんです!!」
この時の俺はきっと間抜けな顔をしてただろう。
「…………え」
何か言わなくてはと思い口に出そうとしたが、上ずった声しか出なかった。
「あの、拓也君って悠介君と仲良いですよね?私、悠介君と全然話したことなくって!拓也君に話すきっかけとか作ってもらいたいんです!!」
私の恋を手伝ってほしいんです……
彼女は顔を赤らめながら必死に説明してきた。
正直、嫌だ。
どうやら俺は、彼女に一目惚れしたらしい。
そんな彼女を悠介に明け渡すなんて……
でも俺には、それしか選択肢が無いらしい。
「……分かった。良いよ。」
俺は渋々了承した。
その後、俺は彼女の恋を成功させるため、悠介と彼女の間を頑張って取り持った。
その甲斐あってか、彼女と悠介はどんどん仲良くなっていった。
そんなある日、彼女は遂に悠介に告白した。
悠介の答えは……NOだった……
彼女は泣き崩れた。
悠介曰く、他に好きな人がいるらしい。
じゃあ、俺の苦労は何だったんだ。
好きな人を幼馴染とくっ付けようと必死に……あんなに頑張ったのに……
何でだよ……ふざけんなよ……全部、全部無駄だったのかよ……
この日を境に、俺は悠介と関わらなくなった。
正確には、悠介を無視し始めた。
悠介……あいつは何度も話しかけてきたけど、全部無視した。
無視されるたびにあいつは悲しそうな顔をした。
それでも、俺は無視し続けた。
ただの意地だった。
無視し続けているうちに、あいつはあまり話しかけてこないようになった。
今思えば、こんなことをした俺が馬鹿だったのだ。
何故、これぐらいのことで……あいつを無視したりなんかしてしまったのだろう……
それから幾らかの月日が流れ……
昨日、悠介が倒れた……
♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎♠︎
まだ続きます!!
続きはまた今度投稿します!!
見たよー(。-∀-)
よかった!!
曼珠沙華
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